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カスタマーレビュー
おすすめ度: 本書はいかにして生まれたのか? 大前研一氏の紹介で知りました、 本書が生まれた流れが面白い、ハーバード大学でマーケティングの大家であるコトラー氏の当時の松下に対するあまりの理解不足にショックを受けた大前氏が松下幸之助氏に直接伝えたところ、どうします?という流れになり結果寄付金だということで提案し、向こうから呼んで会社を紹介したところハーバードは認識を改めて幸之助リーダーシップという講座を新しく設けるようになり、非常に重んじるようになったという背景があるようです。半分笑い話ではありますが世の中そんなものか感じました。本書はその講座を担当されている二代目の教授によって書かれたものです。 そういったことから内容的には完全に向こうの方向けなので、日本語訳版の本書は松下幸之助氏の著書がたくさん出版されている現状厚みに欠けるのではというのは少々仕方がない。 松下幸之助氏やパナソニックに興味がある方向けでしょう。 神話となりつつある経営の神様を客観的に描いた一冊 本書は、まず企画からして贅沢です。 既に、神話となりつつある松下幸之助氏を題材に、 8つの企業変革ステップで有名なジョン・P・コッター氏による 丹念なリサーチと分析により、 リーダーシップ×経営視点×客観的(モデル化)の視点で描かれていること。 所謂「和」と言われる日本企業的風土とそれを支える人材教育が何故出来たのか? どうしてそれを行ったのか? 経営視点と、幸之助氏の持論とそこに至る体験からの視点によって描かれています。 ここが読者に再現性を与えるという意味においては 重要、かつ秀逸だと思いました。 個人的に幸之助氏について、一番凄いと思ったことは 事業を起こしてから、重要とするスタンスを変えなかったこと。 それは、 ・素直な心 ・謙虚な態度 一方で、個人的には、残念というか、、、 色々と考えてしまったことは、 幸之助氏には、愛人(達)がいて隠し子が4人もいた、ということ。 公に滅するが故に、公私のバランスを欠いていたのかなぁ、、、なんて 幸之助氏の心の闇を思うと、切なくなりました。 と、本当の意味で幸之助氏を客観的に描いている一冊です。 外国に幸之助を紹介するにはBestなHistoryBook 経営の神様として、日本では多くのビジネスマン・ウーマンが尊敬する幸之助。 ただ、アメリカではMatsushitaは全くと言っていいほど認知されていない。 現本は1997年にアメリカで出版されていて、ちなみに定価は$37.50と案外高い。 (ただ中古では$3.26から取引されている。) また、アメリカサイトでの評価は非常に厳しい、★1つ★2つが全体の50%。 著者がアメリカ人で、どこまで幸之助を深く研究されているか分からないが、 PHP研究所所員の話を、そのまま英語で表現し、それを本書ではさらに日本語に訳しているので なんとも、表面的な表現で、幸之助のHistoryBookとして、外人に紹介するにはベストかも。 (でも本書は日本語訳・・・いったいこの本のターゲットは誰なんだ!) 我々日本人向けには、非常に薄っぺらい内容で残念。 よほど、幸之助著の「道をひらく」シリーズの方が刺激的だ。 期待が大だっただけに★2つとさせていただきました。 成功者に共通するもの 「あきらめない」 そして、自分は天才ではないと固く信じている。 “生涯にわたって学び続ける姿勢は、謙虚さ、素直な心、リスクに挑む意志、人の意見を傾聴する能力、そして誠実な自省と深く結びついている”、と書かれているが、そうではない。 もっと大切なことは、好きなことに一心に打ち込み続けることが成功者の条件なのであろう。 後半になるとコッターと雖も力が弱まっていくが、前半は何度も読み返したくなる翻訳です。 貴重な経営者論 松下幸之助については、沢山の書が世に出ているが、本書は、 ・世界的に著名な米国の経営学者が著した書であり、客観性が担保されていること、 ・単なる伝記ではなく、経営学の視点で書かれており、ビジネスに携わるものにとって示唆に富む整理がされていること、の二点で貴重な経営者論となっている。 幸之助の自著等を読んできた読者にとっては、本書で扱うエピソードは、既知のものが大半ながら、苦難を乗り越えることが即ち成長であるという幸之助の人生観にそれらを当てはめながら掘り下げていく論法には思わず引き込まれてしまう。多くの方にお勧めしたい書である。 |
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