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アイテム詳細

働くみんなのモティベーション論 (NTT出版ライブラリーレゾナント)
金井 壽宏/NTT出版

グループ:Book/ランキング:48395
価格:¥ 1,890
発売日:2006-10-13/通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
他の誰のでもない、自分のモチベーションを知る  (2007-07-15)
「こうすれば部下のやる気があがる!」という本は多数あるが、そういうった必殺の法則、モチベーションの統一理論を生み出そうという本ではない。
本書が日米のモチベーション研究の様々な最新成果を踏まえつつたどり着くのは、誰もがやる気が出る方法なんてない、ということ。
ある種の緊張感は、一部の人にはモチベーションの源泉であり、一部の人にとってはストレスしか生まない。
また、褒めて伸びる人もいれば、褒めて怠惰になる人もいる。
成果主義、目標管理、コンピテンシー、我々は企業でそういう事例を多く見ている。
多くのモチベーション論が「組織マネジメント手法としてのモチベーション・マネジメント」を考えているため、「能力のある人物」のやる気を引き出すことがモチベーション研究の主眼に置かれていた。
それに対して本書はタイトルどおり「みんなの」モチベーションを考える本だ。
大事なことは、自分のやる気が出るメカニズムを知ること。
そして、それを自己調整する術を見につけること。
ずっとやる気満々の人はいない。
日々上下する感情の波のなかで、バランスをうまくとりましょうというスタンスは、共感できる。
やや難解なモチベーション理論の紹介も多いので、読みやすい本ではないが、勇気付けられる本だ。

わたしだけの「やる気システム」を見つけるために  (2007-04-01)
著者は、リーダーシップ研究などで有名な経営学者だが、心理学にも精通されている。
この本では、「やる気(=モチベーション)」というものを、
学術的成果を基礎としつつも、
優れた実践家やビジネスパーソンの実例を含めて、多様な角度から解析している。

「やる気」論には、不安を煽られる「緊張系」、夢や自己実現をめざす「希望系」と
著者の説く「持論系」の3つがある。

持論系によると、「やる気」とは自己調整ができるものである。
そのためには、自分オリジナルの「やる気」システムを知り尽くすことが前提だ。

まずは、科学的セオリーにしたがった一般的なしくみを。
また、調整の練達者の経験からヒントを得ること。
それから、自分の性格、経験に照らし合わせて、わたしだけの理論を築き上げる。

答えがこうだ!といったタイプの他のモチベーション論とは違い、
個性に応じた応用が効くところが、本書の優れどころだと思う。

☆ひとつ減らしたのは、著者の経歴や、本書に登場する人物からは自分があまりにも遠すぎ、
「しょせん、わたしなんて…」と、うかつにも、モチベーションが下がりそうになってしまったから。
でも、そこを、ぐぐっと起こすことができるようになれば、「持論」が身についたってことかな?

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